アルギニンL5000

三日坊主の筋トレ

 

あれ、筋肉がない。おなかの筋肉がない。ぷよぷよしてる。 これがたるむというやつか、と焦燥に駆られて腹筋なんかしてみても、落ちてしまった筋肉は簡単に取り戻せるものではありませんし、ついてしまった贅肉は簡単に落ちるものではありません。 そのときばかりは頑張って、腹筋も痛くなってなんとなくトレーニングしたつもりになって満足する。腕立て、腹筋を一日10回3セットなんて目標も立ててみますが、長くても一週間続けられればいい方で、多くの場合はだんだんとトレーニングの習慣からフェードアウトしていくのではないでしょうか。

 

趣味でジムに通ってトレーニングをしている人などを見るとさすがにそれなりの体格をしています。 なるほどジムに通えば器具も揃っているし他にやることもないし、周りも同じようにトレーニングばかりしているのだから続けられるかもしれない。お金を払うんだから無駄にできないし、意地でも活用してやろうという気にもなる。よし、ジムだ。

 

一念発起してジムに入会すると、それなりにやる気も湧いてくる。周りの目もあるからそれなりのスポーツウェアなんかも揃えて、割とストイックにトレーニングができる。

 

しかしそれでも、自分に甘くなる余地はまだあります。 次第にジム通いの自分に満足して、ノルマや負荷を釣り上げていくこともせず、良い運動をすることが目的になっていく。汗をかいたあとのシャワーが気持ちいい。疲れているときは無理をせず、サウナだけでもいいよねとなってしまう。 それでもいい運動を継続していて、ジム通いが続いているならいい方です。サウナだけの利用になったり、次第に疲れて週1のペースがやっとになったりする人は必ずいると思います。

 

中にはお金は払っているから月に一回は一応行っておかないと、という気持ちで通っている人もいるのではないでしょうか。 月に一回程度では、なんとなく本気でトレーニングするのも恥ずかしい。周りの人に「月に一回だけ頑張ってもしょうがないのに」と思われているような気がしてしまいます。実際に家で何もしてなかったらなおさらのこと。自分でも効果がないのは分かってる。そして退会。 そんな経験はありませんか?

 

体を鍛える理由

 

怠ける理由はいくらでもあります。ジムで頑張りすぎると仕事に差し支えるとか、ひざや腰に痛みを感じるとか、筋トレには休息も必要だとか。 どれもごもっともですが、それが怠けなのか適切な自己管理なのか、自分の胸に聞いてみればよくわかると思います。 ストイックな人は素晴らしいですが、しかし、どうしようもない意志の弱さもまた愛すべき人間の性です。

 

プロテインを飲んで重そうなバーベルあげてるムキムキの人を見ては、「あそこまでなりたい訳じゃないしなあ」と内心で考える。ちょっと良い体になりたいだけ。みっともなくなりたくないだけ。 できれば細マッチョみたいな感じになって、温泉でも海でもちょっと自信持って人に見せられるような体になればとは思う。最低みっともなくない体。最高で細マッチョ。プロレスラーみたいになりたい訳じゃない。

 

ちょうどよくなりたい。 出来れば、欲を言えば、それほど頑張ってる訳じゃないのに、自然に体が引き締まってるみたいな印象を与えたい。その方がなんとなく恰好良いから。 それで、「良い体してるね、なんかしてんの?」なんて聞かれたらこう答える。

 

週に2,3回はランニングするね、趣味だからトレーニングってほどじゃないけどそろそろ健康にも気を遣わなきゃいけないと思うし、ちょっと体動かすだけで実際すごい体調良くなるからね。 うん、こんな感じだ。実際にこれくらいの爽やかな感じを維持しつつ、理想の体を手にいれたい。これカッコいい。

 

鍛える理由なんて、スポーツ選手でもない限り格好良いと思われたいという程度のことだと思います。 健康のため、単純に筋肉を育てていく感じが好き、筋肉美のようなものに目覚めた、など色々な人がいるとは思いますが、そういう人は割とはじめからストイックにやっているものです。

 

トレーニングを思い立っては挫折を繰り返している人は、自分を高めたいけど怠けたい、頑張らないで(見た目には頑張っていないようなのに)恰好良くなって、ちょっとした優越感も味わいたい、という人間らしく愛らしい人なのだと思います。 何を隠そう、そんな人にちょうどいいアミノ酸が「アルギニン」なのです。

アルギニンL5000


inserted by FC2 system